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アナリストがスマートフォンメーカー Palm の評価を引き下げ、自力での生き残りは難しいとの見通しを示す中、同社は21日に人員削減の計画を明らかにした。
3か月前には最新ハイエンド機種『Treo Pro』をリリースした同社だったが、ここにきて人員削減が発表された。これまでもマーケットシェアの下落と赤字の拡大に苦しんできた Palm が現在の景気後退の状況を乗り切れるのかを疑問視するアナリストたちからは、悲観的なコメントが相次いだ。
Strategy Analytics の Wireless Device Strategies 部門ディレクタを務める Neil Mawston 氏は取材に対し「Palm は数年前の段階ではスマートフォン端末市場でも先進的な企業だったが、その後の動きが遅すぎて当初の勢いを生かすことに失敗した」と指摘した。
個人的にはやっぱり680、755あたりのカラバリモデルの乱発やフォレオの失敗あたりの痛手が足を引っ張ったんではないかなぁと思ったり。あと使う人を選ぶらしい(笑)Treo500とかね。
個人的に注目したいのは以下の部分。
「(台湾の端末メーカーの) HTC は技術には定評があるもののブランドを持っていないので、Palm のブランドを手に入れれば同社にとってメリットとなる可能性がある」と Levy 氏は語った。