PUPPYPET
ようやくCDが来て聴いていますが、こりゃなんというか凄いですな。
特にKAMIKAZEという曲。
ヘヴィな感じの演奏に可愛らしい女の子の声が乗り、時々入るピアニカなどがポップ感を強調しながら猛烈に悲惨な歌詞を歌っています。
子供達は泣き叫んだ 母を探し ただひたすらに
焼けた町を彷徨った
カミカゼという題材が不謹慎かどうかはさておき、その対比がメロディックデスメタルと対極の手法を取りつつ似たような醜美の対比となっていて心に引っかかる曲になっていて、戦争の悲惨さを訴えるには非常に有効な手段だと思います。
といっても、別にこの人達反戦バンドでもないので次の曲では
ハイテンションでいぇーいぇーいぇ
とか歌ってるんですけどね。