あんちぇいん

気弱なおっさんがネットの匿名性を良いことに、言いたいことを言い書きたいことを書く そんなブログだったよね

リーグオブレジェンド

見ました。
ネタバレ有り。
誰もが知ってる英雄が集う、と言うことで結構期待していたのですが。
うーん。
なんていうか、立ち食いでスペシャルうどんを頼んだら具が天かす、こぶ、ワカメ、山菜に梅干だった、というようななんか釈然としない気持ちです。
インディ・ジョーンズの祖先にあたるH・R・ハガードの秘境冒険小説『ソロモン王の洞窟』のアラン・クォーターメイン、ジュール・ヴェルヌの海洋科学小説『海底二万里』のネモ船長、ブラム・ストーカーの恐怖小説の金字塔『吸血鬼ドラキュラ』のヒロイン=ミナ・ハーカー、H・G・ウェルズの怪奇科学小説『透明人間』のロドニー・スキナー、マーク・トウェインの不滅の少年小説『トム・ソーヤーの冒険』のトム・ソーヤー、オスカー・ワイルドが永遠の若さを望む青年を耽美的に描いた怪奇幻想小説『ドリアン・グレイの肖像』のドリアン・グレイ、二重人格の代名詞ともなったR・L・スティーブンソンの怪奇小説『ジキル博士とハイド氏』のジキル。

世界的には有名かもしれないけど、あんまり日本人になじみの無い人が多いんですよね。名前でわかるのってトム・ソーヤとジキルとネモ船長ぐらい。
話をちゃんと知ってるのってジキルとハイドぐらい。
クォーターメインよりインディー・ジョーンズの方が知ってるし、ドラキュラなんかヒロインの名前はさすがに知らない、スキナーも名前だけじゃわからないし、ドリアン・グレイなんてドイツのうだつの上がらないメタルバンドですか?って感じで。
ネモにしてもインド人だなんて今回始めて知ったし、ジキルはともかくハイドは出来そこないのハルクだし、トム・ソーヤなんてただの口の悪いジャリ。
うーん、って感じ。
ストーリーもなんつーか、依頼者が本当の敵というありがちなパターンでひねりが無いし、まぁ、B級のアクション映画ですね。

つーか、ショーンコネリーって年取るごとに宍戸錠に似てきてませんか。