ついでなので書いておくか
私が熱心な宗教家や宗教屋を嫌うのは、ああいう人たちは自分の信じる以外の神を認めないこと。信仰の自由に寄りかかっているくせに、信仰の「自由」には「その神を信じない自由」も含まれていることを理解できない人が多いからです。
などという無神論者(ただしご先祖様は大切に)の私ですが、正直「信じるものは自分だけ」というのは結構不健全な状態じゃないだろうかと思ったりしています。
もちろん宗教一辺倒はもっと不健全なんだけど。
なんていうか、日ごろから自分以外に対する感謝の気持ちを持って、多少なりとも謙虚に生きる必要はあるんじゃないかと思っています。
そういう対象が「神」であったりするのはぜんぜんかまわない訳で、私自身は「ご先祖様を大切に」と言っているわけです。
常に他者に対する感謝の気持ちを忘れないための神であれば構わないのですが、自分自身で考え、判断することを放棄するための神なんか、私は認めないわけです。あくまで「私は」ですが。
まぁ、もともと考えを押し付けたり押し付けられたりするのは大嫌いなほうなので、こういったおかしな宗教観を持つようになったのかもしれませんけどね。
でも、何事に対しても「押し付け」というのは無用な争いを生むので私自身は避けたいと思っています。