スパイゾルゲ

ええと、スパイゾルゲ見ました。
うーん、さすが小泉が絶賛するだけあって、メリハリのないつまんない映画でした(汗)CMは格好よかったんだけどなぁ。なんていうか、当時の歴史映画みたいな感じで淡々と話が進んでイマイチ盛り上がりも何もなく、正義がその男を怪物にしたってのは一体どの男ですかというぐらいゾルゲにもさしたる変化はなく。尾崎も別に諜報活動というよりは、ただ守秘義務を守ってないだけのような感じで。ゾルゲの扱っていた秘密の重要性もイマイチわからないし、あと所々のセットが漫才のコントのセットみたいにちゃちいのも興ざめな感じ。特にパーティー会場とロシアの監獄。もっとこう、ゾルゲの心の変化や尾崎の葛藤などを押し出した映画にするか、スパイ活動を前面に押し出した映画にするかしたほうが良かったんじゃないのって感じで。

歴史にいくら重みがあろうとも、こんな退屈な見せ方されたら感動もできないよって感じで。

つーか、ストラトの曲CMだけかよ！