あんちぇいん

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蓮舫の二重国籍問題をまとめてみた

蓮舫さんの二重国籍問題についてまとめてみました。

事の発端は恐らく9月2日のサンケイのこの記事だと思います。

--出身の台湾と日本との「二重国籍」でないかとの報道がある。帰化していると思うが…
 「帰化じゃなくて国籍取得です」
--過去の国籍を放棄し忘れているのではないかという指摘だ
 「ごめんなさい、それ分かんない。それを読んでいないから」
--国籍法が改正されて、22歳までは日本国籍があるけども、そこで選択を迫られ、残った国籍は速やかに放棄しなければいけないという規定がある。それをしているかどうかという記事が出ている。首相を目指すのであれば、仮に台湾籍があるならば、ネックになると思うが
 「質問の意味が分からないけど、私は日本人です」
--台湾籍はないということでいいのか
 「すいません、質問の意味が分かりません」

蓮舫代表代行インタビュー(3)台湾との「二重国籍」疑惑報道に「帰化じゃなくて国籍取得」「質問の意味分からないけど、私は日本人」

この記事で「台湾籍が残っているのではないか?」という質問に対し「意味がわかりません」などとあやふやな回答をしたことと「帰化じゃなくて国籍取得です」というような発言をしたことが疑惑を呼んだのだと思います。

帰化じゃなくて国籍取得です」という発言が波紋を呼んだ背景には恐らく張景子など反日的発言をする元中国人の「帰化理由は、ビザを取りやすい日本国籍が仕事の便宜上便利だから。また、日本の参政権を得るため」などという発言が背景にあるものと思われます。張景子

帰化というと「日本人になる」という印象を持つと思いますが、そうではなく「国籍取得」といった事で「日本人になるつもりはないのか?」という印象をもたれたのだと思います。
本人としては「元々私は日本人だから帰化ではない」だとか「帰化は成人の場合に使う言葉でそれ以外は国籍取得が正しい」というつもりでの発言だったのかもしれませんが。

それに対してハム速の管理人が反応w
9月6日にはこんな記事が。

「31年前、あの、誕生日来る前だったので、17歳でした。高校を国籍取得の手続きで休みの届けを出したのをかろうじて覚えている。父から聞いたのは、未成年だったので父と一緒に東京にある台湾の代表処に行って、台湾籍放棄の手続きをしています」→1997年のCREAにて「父親は中国人」「自分は台湾籍」「中国に渡って出産した」等の発言。

蓮舫「17歳のときに台湾籍を放棄」→蓮舫(30歳)「自分の国籍は台湾、日本の事しか知らないことがコンプレックス。中国人の父親に憧れて中国で出産しました」ブーメラン炸裂

これによって17歳で台湾国籍を放棄したというのは間違いで、さらには1997年時点では「自分は台湾籍」という事を把握していた、つまり17歳で台湾国籍を放棄したという発言は嘘という事になります。

その後9月8日には人民日報からこんな記事まで発掘されます。

彼女こそ日本内閣における史上初の華僑大臣、蓮舫である。昨日の日本のマスコミによる最新報道によれば、彼女が担当するのは行政改革大臣だという。

 蓮舫の華僑という立場は、中日関係にプラスに働くのではないだろうか。

鳩山政権時代、彼女はこう述べている。
「華僑の一員として、日中両国の友好と協力の推進に力を尽くすつもりです。」歴史問題においては、彼女は首相が靖国神社を参拝することに断固反対している。

蓮舫(今)「生まれた時から日本人です」蓮舫(2010年)「華僑の一員です」中国共産党の機関紙で語る

人民日報の記事なのでどこまで本当か疑わしいのですが「華僑の一員として」なんて発言を本当にしているとしたら問題ですね。

9月9日にはYahooニュースの単独インタビューが掲載されます。

国籍放棄問題の渦中にある蓮舫氏、単独インタビュー

この中ではCREAの記事の件も言及しています。
――報道によれば、過去に「CREA」という雑誌のインタビューで自分が「台湾籍です」と語っているという指摘を受けています。

そのとき、私の記憶では「台湾籍だった」と過去形で語っていました。当時の取材で、中国に留学した理由を尋ねられたので、台湾には助けてくれる父の友人もいるぐらいなので、いままで知らなかった中国を見てみたいという思いだったことを説明しました。そこでは「台湾籍だった」と言ったつもりでしたが、当時の編集者を探してテープで確認するわけにもいきません。

記憶によると「だった」と発言したのが「です」になっているそうです。
でもこの人の記憶の話はもう信用できませんけどね…

またこのような発言もしています。

少し法律的な話になりますが、(日本と中華民国が断交した)1972年以降、私の国籍は形式上「中国」になっています。仮に中国の国内法では外国籍を取得した者は自動的に喪失をしているので、二重国籍にはなりません。

また、日本と台湾は国交がないので、台湾籍を有していたとしても法的に二重国籍だと認定されることもありません。

へえ、CREAの記事は編集が悪いんだ、と思っていたら12日FNNからこのような記事が

蓮舫氏の国籍問題で、新たな事実が明らかになった。
民進党蓮舫代表代行が、1993年3月16日付の朝日新聞に掲載されたインタビューで、自らを「在日の中国国籍」と答えていたことがわかった。
民放テレビ局のキャスターに抜てきされたことを受けて行われたインタビューで、蓮舫氏は、「在日の中国国籍の者として、アジアからの視点にこだわりたい」と答えていた。

民進・蓮舫氏、1993年3月16日付の朝日新聞で「在日の中国国籍」

つまり仮にCREAの記事は記載の間違いだったとしても、やっぱり「17歳で台湾国籍を放棄したので私は日本人」という発言は嘘だという事が裏付けられたわけです。
そして「在日の中国国籍の者」という発言から彼女が日本以外の国の国籍を持っていると認識している事、彼女の意識が「日本在住の中国人」であるという事が見えてきます。

その後13日に「蓮舫は台湾は国家ではないから二重国籍問題は関係ない」と発言した、という記事が随所で立ちます。

蓮舫の発言「台湾は国じゃないから二重国籍じゃない」に台湾が激怒!トップニュースで「蓮舫は台湾人の敵」

蓮舫氏「台湾は国家ではない」話、台湾もう大怒を噴出、トップニュースになった!台湾の女立法委員は「蓮舫は台湾を裏切って、薄情な、残酷な女性!」と批判した。蓮舫氏自分の利益だけを考え、父が育った台湾を売るなんて、台湾人の敵!容赦しない!

【いいぞもっとやれw】 台湾政府が蓮舫に抗議する模様 「台湾は国じゃない」という侮辱発言を受け

【画像】蓮舫「台湾は国じゃない。だからセーフ」→台湾でトップニュースに!! 台湾人「蓮舫は台湾を裏切って、薄情な、残酷な女!」

9日のYahooの記事が拡散した結果蓮舫の発言に台湾人が激怒しtwitterなどで発言した事を受けての物だと思われます。

13日記者会見し、父親の出身地である台湾(中華民国)籍が残っていたことを明らかにし「記憶の不正確さから混乱を招き、おわびする」と謝罪しました。

蓮舫氏、台湾籍認める=「記憶不正確」と謝罪

今回の件、蓮舫の問題を出自問題や手続きミスの問題、差別問題などに矮小化しようとする流れがありますが。
例えば政治家などがこのような論調で語っているとすれば、それは有権者を馬鹿にした行為だと言えるでしょう。

共産・小池晃書記局長「どこに問題があるのか」

差別だと言っとけば相手は委縮するという一昔前の人権ゴロの手口です。

この件の最大の争点は彼女が何か自信の周りに問題が発覚した時にきちんと自分で総括して説明して対応できる人間だったかどうかという点だと思います。
結果、きちんと自分の問題に取り組んで総括できないから、その場逃れの発言を繰り返し説明も二転三転する。
しまいには国際問題にまで発展するんじゃないかというほどの大炎上です。

仮にこの人が民進党の代表になったらこれまで以上に自分たちの問題に関しては説明責任も果たさないんだろうなという印象を持ちました。

雰囲気だけ、人気だけで、見た目だけで政治家を選ぶとこういう事になるわけですよ。

それはそうとして「れんほう」で検索した時のGoogle先生の「ほかのキーワード」の選択が面白すぎるので貼って置きます。

なんというか、ハイ。

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