あんちぇいん

気弱なおっさんがネットの匿名性を良いことに、言いたいことを言い書きたいことを書く そんなブログだったよね

SIMLOCK Japan vol.2見た

4月16日に行った自主放送、討論企画 
参加者:夏野剛/SBM松本徹三/日本通信福田尚久
ということで見てみました。
http://www.ustream.tv/recorded/6219398

とりあえず自分が一番気になっていた事の結論。
SBM副社長松本氏の言葉を信じるのであれば、ですが。
SIMロックフリーになってもSBMはロックフリーの端末向けに定額アクセスポイントの開放は行いません。
SIMロックフリーになっても結局SBMの回線を使うメリットは一切ないって事ですね。
 
SBMが言うには「PCを繋がれると困るから」との事なのですが。
そんなもの通信の、帯域制限までやっているキャリアが言う言葉ではないと思います。
理由になっていないです。
松本氏は今回の討論の中で何度も「SIMフリーの安い端末を出してください、SBMはSIMを出します、そういう法律になっていますから」とドヤ顔で言っていましたが・・・
それってはっきり言ってSIMを出すのが法律で決まっていることなのであれば、当たり前のことをやっているだけのことで、何もそんなドヤ顔で言うことではないわけで。
しかもこの松本氏の言葉の裏には「でも定額制のAPNは提供しないけどな」という言葉が隠されています。
でもそれについては触れない。非常にずるいなと感じます。
この人の話で気をつけないといけないのは、物事の一面の真実だけを持ち出して、それが全てであるかのように語る話術ですね。
例えば海外ではSIMロックが増えている。ノキアなどでも2年縛りのものは持ち帰り無料、SIMロックフリーの物が約6万円。これが世界の常識、といっていますが。
そのSIMロックフリーの端末を買った場合の料金プランについては触れないんですよね。
今の日本のように、SBMのように、SIMロックフリーの端末を冷遇するような、そういう料金プランになっているのですか?
それであれば松本氏の発言は正しいです。
そうでないなら、松本氏の発言はただのごまかしです。
そういう部分が随所に見れて、周りが気おされてかそれに突っ込まない。
あとやたらと気になったのは「自分の言ってる事が真実で、周りは皆間違っている」というスタンスだということ。
 
あと、端末の値段がいくら上がるとかなんとか、そんな話はどうでもいいんですよ。
問題は4万上がった端末の扱いです。
 
とりあえず参加者に関する感想。
夏野氏:場慣れした感じが鼻につく
松本氏:喋れば喋るほどSBMの印象が悪くなっていく
福田氏:押しが弱い