独りよがりも甚だしい
「われわれはコピー&ペーストを提供していない。極めて意図的にそうしているのだ」とWindows Phone担当幹部であるTodd Brix氏はインタビューで述べた。
ユーザーが携帯電話上で何かをコピーするとき、彼らが本当にしたいのは、電話番号に電話をかけたり、住所を電子メールで送信したりといった特定のタスクの実行である、とBrix氏は何度も話したこうした特定のタスクについて、Microsoftは同社が「スマートリンキング」と呼ぶ機能を用意している。これは、ユーザーが電話番号をダブルクリックした後、その番号に電話をかけたり、それを電話帳に追加したりできる機能だ。住所の場合、ユーザーは住所をコピー&ペーストすることなく、地図を入手できる。
「Windows Phone 7 Series」搭載デバイス、コピー&ペーストに非対応:ニュース - CNET Japan
うーん、これはちょっと…という感じが。
どうしてMSってこういう間違った大胆な決断を簡単(に見える)に下してしまうんでしょうか。
新しい機能、素晴らしい機能、スマートリンキング機能を使ってほしい、というのはわかりますが、それを使わせるためにコピーペーストを省く、というのは違うのではないかと思います。
Officeのリボンにしてもそうですし、WM6.5のスタートメニューもそう。思い付いた新しい機能を全てのユーザーに使わせたいのかもしれませんが、それを優先してしまうというのはMSという会社の、一番悪い特徴のひとつです。