あんちぇいん

気弱なおっさんがネットの匿名性を良いことに、言いたいことを言い書きたいことを書く そんなブログだったよね

結局iPhoneもヲタのおもちゃ&売り手はそろそろ目を覚ませ

Vins-Tさんの日記を読んで非常に興味深いというかなんというか。

個人・法人の利用をOS別に見ると、いずれもWindows Mobileが7割を占めてトップとなり、法人利用は以下、Symbian(20%)、OS X(8%)、BlackBerry(1%)と続いた。個人はSymbian(14%)、OS X(12%)、BlackBerry(3%)
2012年、スマートフォンの契約数は1000万規模に――MCPCが予測 - ITmedia プロフェッショナル モバイル

Vins-Tさんの興味はiPhoneの販売に興味があるようなのですが、私の興味はむしろ別のところ。
まぁ、国内シェアWMが7割っていうのは思ったより検討していると思いましたけど。
っていうか、まだまだiPhoneもヲタのおもちゃレベルを脱していないのかなとか残念だったりも。
で、一番興味があったのは以下

スマートフォン端末の市場は、パケット定額プランが2段階制に移行してコスト面のハードルが下がったことや、iPhoneなどの高機能なスマートフォンの投入で拡大傾向にある。2008年度の出荷台数は、2007年度の86万台から55%増の133万となる見通しで、そのうちわけは個人向けが102万台、法人向けが31万台と推定されるという。

つまりね、ビジネス用途なんて、幻想なんじゃない?
コンシューマの方を向いて売っていかないと、日本のスマートフォンってだめになっていくんじゃないの?って事です。
今後、WMのシェアをもっと伸ばして行こうと思ったら、やっぱりコンテンツやサービスの充実を図る必要があるんじゃないの?と思います。
現状ちゃんとしたサービスもほとんど提供されていない状態でまだこれだけのシェアを持っているのであれば、色々とサービスを拡充すればもう少しシェアを伸ばせるんじゃないのかなとか。
あと、Webのサービスを提供する側に認識を新たにしてもらいたいのは、恐らく端末ごとのシェアを考えればWM機ってiPhoneにさほど大きく勝っていないように思うんですよね。でも、そうじゃなくて、WM全体としてみた場合に、iPhoneをサポートすると同時に、WMに対応したサービスも提供したほうが実はより(もしくは同程度ぐらいには)効果あるんじゃない?とか。
MSにしてもOSだけ提供してあとは勝手にキャリアごとにシェアを取り合ってくれ、というんじゃなくて、WMというくくりで、MSがきっちりとOSに対するサービスの充実をさせ提供していく。そういう形式に切り替えていかないとだめなんじゃないかと思います。

今回のmyphoneは非常にすばらしいサービスだと思います。
なのでぜひ今後はもっとこういう部分を充実させて、例えばWMでも動画や音楽を買えるようにするとか。
著作権の部分もWMとWMP著作権の管理機能も込みで連動させてクリアするとか。
そういった部分での充実を図っていってもらいたいです。(音楽のコンテンツに関してはzuneとかあるわけですし)

いつまでも、別途OfficeやOutlookを買わないと出来ない予定のシンクロや、表現力不足のEXCEL、WORDもどきを売りにするより、PCと連携させることできっちり管理できるコンテンツだとか、そういう部分に力を入れてこそのPCとの親和性じゃないですか?