ドンドンドイツ
ScorpionsのFace the Heat。
まだジャーマンメタルというカテゴリがなかった頃から活躍しているドイツの最古参バンド、スコーピオンズの1993年のアルバム。
ヘヴィになったヘヴィになったと一部雑誌の編集者が大騒ぎしていたアルバムですが、どっこい非常に良いできです。
それはヘヴィながらメロディが根底に根付いているから。
ALIEN NATION、NO PAIN NO GAINといったエッジの聞いたヘヴィな楽曲でも、Voがきっちりと歌い上げる美しいサビがあります。
そのままのりのいい佳曲SOMEONE TO TOUCH、そして珠玉の名バラードUNDER THE SAME SUNへと続く流れは、それだけでアルバムを買う価値あったなぁと思わせます。
まぁ、それ以降が失速してしまうのがなんとも惜しい限りですが。