あんちぇいん

気弱なおっさんがネットの匿名性を良いことに、言いたいことを言い書きたいことを書く そんなブログだったよね

今泉浩晃の「PDAを考える」(5) PDAを商品にする その1

http://www.pda-c.com/labo/bn2004_11.html#2004-11-16

んー、散々煽っておいて結論はコンセプトを明確にせよ、ですか。
なんだかこれまでにも散々言われ尽くしている陳腐な結論ですね。
コンセプトを明確化するだけならマニアを駆逐する必要もないですしね。
売れてる製品にもマニアって存在しますし。自転車とか車などにも。
また普及し尽くした感のあるパソコンのtips特集が未だにパソコン雑誌から無くならないことから見ても、tips=悪とは言えないと思います。問題なのはtipsを駆使しないとまともに使えないということで。
なんかねぇ、この人のいうとおりの進化をPDAが遂げたら、それってものすごくつまらないものになりそうな気がします。かかる労力や忍耐は減らしても、出来ることは減らしてはいけないと思います。
今のPDAの問題点は、何でも出来るといいながら、実際出来ることが快適とはほど遠い中途半端さだと思います。

私個人としてはコンセプトは今のPIM+マルチメディアでいいので、もう少し使い勝手の向上とインフラ周りの整備が急務だと思います。とりあえずストリーミングでのニュース配信と高速回線の整備、ワード、エクセル、パワーポイントのせめて完璧な閲覧と、月での一覧表示が可能な予定ソフトの整備ぐらいはさっさとやってもらいたいです。

ちなみに、私はパソコンって仕事で普及したわけではないと思います。
昨日もいったようにエロです。ネット普及に伴うエロ画像の閲覧が占めるウェイトってかなり高いと思いますよ。

あと、読んでいて思ったのがこの人はTVとかあんまり見ない人なのかなって事。
>>私は電車の中で「カシャカシャカシャカシャ」と音をたてるイヤホンに取り囲まれ、はじめて携帯音響装置の存在を知った。
>>路上で独りで笑ったりしゃべったりしながら歩く若者を見て、私は携帯電話の存在を知った。

私がウォー○マンの存在を知ったのはTVのCMでした。携帯電話はドラマかなんかで不動産屋がでっかいのを使っていたのを見たのが初めてでした。多くのそういった新しい商品の情報は、実際に町で見かけるよりもTVなどで先行して露出されます。
そういうことにはあまり興味が無いのだろうか、と。