あんちぇいん

気弱なおっさんがネットの匿名性を良いことに、言いたいことを言い書きたいことを書く そんなブログだったよね

あんた今までWMぼろかす言うてたやん

国内スマートフォン市場の草分けであり、立役者でもあるWindows Mobile。そのバージョンが6.5に上がるとともに、「Windows phone」という新たな名前で生まれ変わった。

 10月12日、マイクロソフトWindows phoneの発表会を行い、新OS搭載のニューモデルやアプリ販売サイト「Windows Marketplace for mobile」の取り組みを披露。急伸するiPhoneAndroid陣営に対して、これまでのビジネス重視からコンシューマー重視の姿勢に切り替えて、Windows phoneの勢力拡大を図ると意気込みを見せた。次世代スマートフォン市場は、3陣営が覇権を争う戦国時代に入ろうとしている。

 国内PC市場ではWindows 7人気が沸騰中であるが、“もうひとつのWindows”であるWindows phoneはどれだけ進化したのか。マイクロソフト モバイルコミュニケーション本部長の越川慎司氏に話を聞いた。
iPhone好調は「追い風」――マイクロソフト 越川氏に聞く「Windows phoneの勝算」 (1/2)

うーん、今さらようやくそれですか、という突っ込みを入れたい&知りたいことをあまり聞いてもらえてないインタビューです。

正直に話しますと、我々はF1層を当面のターゲット層として捉えていませんでした。しかし、ここがiPhoneによって開拓されてきているのは、日本のモバイル市場にとって「いい傾向」だと考えています。やはり女性層はモバイル市場における影響力が強いですし、彼女たちが店頭(のスマートフォン売り場)に足を運んでいただけると、Windows phoneやAndroidも見ていただけますし、イメージアップになる。Appleの力でターゲット層が広がったことは大歓迎です。

携帯端末なんて女子供に売れないと広まらないっていうのは自明のことだと思うのですが、ようやくここに来てですか。って感じですし。
独自のコンテンツにしてもiPhoneの後追いだけでなくもっと+αがないとユーザーには訴求しないと思います。

これはどういうことかといいますと、今後モバイル端末の性能が向上する中で、“モバイル向けにコンテンツを出しただけでは、よほど売れないと採算が合わない”という現実が背景にあります。これはゲームで顕著ですけれど、モバイル向けは今後競争が激しくなり、一方でタイトル同士の価格競争が激しい。大手ゲームベンダーが総力を挙げて開発して、モバイルだけで採算を取るのは難しくなっていくでしょう。この点において、我々マイクロソフトでは当初から3スクリーン戦略をとっており、Windows phoneとXbox、そしてPC向けタイトルを水平展開しやすい開発環境を構築しています。このようにモバイル単独ではなく、3スクリーンでのビジネス展開を前提にしますと、Windows phone向けというのは(ベンダーにとって)開発効率や生産性が高いのです。

ゲームにしても水平開発できるだけでなくデータを一部共有できて外部に持ち出せるようにするとか、そういう工夫が欲しいなぁとか。

1つは「UI(ユーザーインタフェース)」。これまでのWindows Mobileは指での操作もできましたが、設計思想がスタイラス利用前提のPDA時代のものを引きずっていました。しかし、6.5のWindows phoneでは、すべてのUIが「指での操作」を前提にしています。

 2つめが「パフォーマンスの改善」です。全体的なソフトウェアの効率性を高めていまして、これは内部テストの結果ですが、バッテリー持続時間がOSレベルで20〜30%の改善をしています。一方で動作速度も速くなっており、我々は「サックサック」と呼んでいるのですけれど(笑)、これまでよりも快適なスピードでお使いいただけると思います。これはWindows 7のコンセプトにも通じますが、“OSはシンプルさと快適なスピード”が大切だと考えています。6.5はそのコンセプトで作られていますし、今後のWindows phoneはその方向で進化させていきます。

 そして3つめが基本的な部分なのですけれど、「Internet Explorer Mobile」の進化です。フルブラウザスマートフォンにとってもっとも重要なアプリケーションだと考えていまして、Windows phone向けの新バージョンは『PCサイトの再現性の高さ』と『表示スピード』にこだわりました。特に前者では、モバイル系のフルブラウザーでは最も再現性が高いと自負しています。もちろん、Flashなどマルチメディア系の表現もきちんと再現します。

ついでに言うとお粗末すぎる基本機能ももう少し素の状態で使えるぐらいまでは改善が必要ですし、メール機能に関してはGmailあたりの機能をもっとシームレスに使えるように改良した方がいいんじゃないかと思います。
hotmailとかでもいいんですが、今のところいろんな面で貧弱すぎますよね。
あとは何度も何度も言いますがWMPの動画再生能力の改善や、画像とビデオのサムネイル展開速度の改善なんかは必須ですよね。

突っ込んで欲しいところに関しては、一番はやっぱり今後バージョンは前面に出さずにWindows phoneで行くというところ。

一般のお客様にとってOSのバージョンを意識される方は少ない。ですから、Windows Mobile 6.5からOSのバージョンを前面に出すのをやめて、“Windows phone”というブランドに統一します。

じゃあ、互換性は大丈夫なのね?って点です。
ここ突っ込まなくてどうするの?ってぐらい重要なところじゃないですか?
WM7からカーネルレベルでガラッと変わるんでしょ?それまでのアプリ動くのですか?
OSである程度互換性を区別しないでどうやってユーザーに説明するんでしょう。

Windows phone1.2とかするんでしょうか。
MSの戦略って時々こういうところが抜けてて困るんですよね。