あんちぇいん

気弱なおっさんがネットの匿名性を良いことに、言いたいことを言い書きたいことを書く そんなブログだったよね

『W-ZERO3[es]ガイドブック』発売記念企画 著者&編集者リレーコラム

というわけで、リレーコラムのバトンが回ってきたので編集後記っぽいこととか舞台裏とかでも書いてみます。

何にせよこの本は最初からすんなりとはいかなかったですね。この本ほんまに出るんかいな?と一抹どころではない不安を感じたことも何度も。

企画が持ち上がったのが確か3月の中旬から後半にかけて。当初の目的は好評だったW-ZERO3のムック本の続編をだすという事だったように思います。
私の担当はWM5入門とマルチメディア、データ共有のあたり。
で、最初の締め切りが3月末。かなりタイトなスケジュールということで電車の中や仕事の移動中に原稿を書き何とかアップ。
で、3月末に原稿出し終わっていたのが私を含め新たに声をかけられた新人3名のみ。

え〜〜〜?????

どっきりですか?これ私をはめるためのドッキリですか?と思わず部屋に隠しカメラが仕掛けられてないか探してみたり、ひょっとして大阪でいう締め切りと東京でいう締め切りとは意味が違って、東京の締め入りというのは守らなくて良い物なんだろうかと辞書を引きなおしてみたり。
その後4月頭頃に締め切りが伸び、ああなるほど他の人たちはこれを見越していたのね早く言ってくれればいいのにと思ったり。

まぁ、実際の所はウィルコムファンの立ち上げという一大事業に大忙しで、そっちの方では多分話はまとまっていたんだと思うんですが、それを知らなかった当時の私はまじでビビリました。

結局その後、巷に不確定ながら後継機の噂が出て出版は身動きとれない状態になり、延期が決定。どうせ出すなら後継機に関する情報も盛り込んで出しましょうという事に。(結局当初巷に流れていた後継機の情報って8割方ガセだったわけですが…)

その後月日は流れ、いよいよ後継機の噂は真実味を帯び、某月某日東京ではテスト機入手でML再燃。 原稿は数ヶ月前に終了の上テスト機触れない地方勢はその温度差に苦しんだり(モバイルヒートアイランド現象←そんな言葉無いから) 

まぁ、幸いにして私の担当はOSの基本性能に起因する部分だったのでほとんど手直しもなく、出版直前に怒濤のごとくメール飛び交うMLを半笑いで見ていましたが、これが大幅に書き換えとかになっていたら、モチベーションとか何とかそのへんのメンタルな部分で半泣きになっていただろうなぁと思ったり。

そんなこんなで何度も躓き、難産の末に生まれた本です。
とりあえず本屋で見かけたら手にとっていただければと思います。

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