あんちぇいん

気弱なおっさんがネットの匿名性を良いことに、言いたいことを言い書きたいことを書く そんなブログだったよね

なんか

ぶらっと入った焼鳥屋

つきだし
せせり

きもつくり

せせりやき
まあまあかな

こころ こりゃうまい

ずり
ネックと同じく炭臭い

感想。4品頼んで1勝3敗。
うーん。

最近思うのは間違ったグルメ番組による炭火を崇拝する風潮が強まってきたなと言うことです。
うまく使った炭火焼きは、そりゃぁおいしいものです。でも、炭火にすれば何でもかんでもおいしいって物でもありません。っていうか、うまく炭を扱えてない店で出される炭火焼きって、食えたもんじゃないですよね。所々焦げて、やたらと炭&煙臭い。
それを炭火焼きの証と勘違いして出す店が多すぎます。九州の炭火焼きの焼き鳥屋で食った肉は、それはもう見事なものでした。苦みも、いやな臭みもなく、それでいて火はしっかりと身の奥まで通っている。ここまで炭を使いこなしてから、炭火焼きを出してくれと私は思います。
下手な炭火焼きの焼き鳥よりは、電熱コンロで焼いた鳥肉の方がずっとましです。

このあたりの炭火信仰って、おいしんぼたりから始まったんだと思います。炭火をありがたがり、ガスを軽視する風潮とでもいいましょうか。でも、炭火って別に万能でも何でもない、扱いの難しい調理器具だと思います。はっきりいって、ガスで炊いた米もめちゃくちゃうまいし、ガス火で焼いた魚もうまいですよ。結局は技量だと思います。ぎりぎりまで突き詰めれば差は現れるのかもしれないですが、そこまで出来る店ってあんまりないですよね。