3つか4つのうちの一つはLISMOなんですねわかります
KDDIのスマートフォンへの取り組みがなぜこんなにも遅れたかといえば、いくつかの理由がある。
まずスマートフォンは日本ではアップルの「iPhone」をのぞき、まったく売れていなかった。理由を分析してきたが、やはり「1台目」としてのニーズを満たしていないという結論になった。iPhoneもWindows Mobileも、普通の携帯電話を所有したうえで「2台目」として購入するパターンがほとんどだ。
それではユーザーに広く受け入れられないし販売数が稼げない。その結果、メーカーも苦労することになる。その課題を乗り越えられるものができるまで待つ必要があった。「なぜ売れていないのか」を研究し、「何があれば買ってくれるか」を追究した。ユーザーの求める機能をどうやったら搭載できるかを検証してきたが、ようやく答えがでた。
――日本のユーザーが普段使っている様々な機能が搭載されたスマートフォンと考えていいのか。
詳しくはいえない。しかし分析すると、ユーザーがほしいとされる機能やサービスはいくつかに限定される。3つとか4つ程度だ。それ以上の機能を載せた特別のものを作ろうとは思わない。必要最低限の機能を載せ、それ以外の部分は世界標準と同じものにしていく。
――auは「LISMO」などのコンテンツ関連サービスが強い。これらも「必要最低限の機能」として対応するのか。
そうだ。「これがないと買わない」という機能に加え、キャリア兼サービスプロバイダーとして、提供しなくてはいけない価値もある。
――画面上にLISMOやEZウェブメールのアプリアイコンが並んでいるというイメージか。
まさにそうだ。(そのなかで)ユーザーが「いらない」と思う機能であればアイコンを消してもらえばいい。
■最初は日本メーカー製
――AndroidとWindows Phoneの2機種を出す予定だが、2つのプラットフォームにはどんな期待をしているのか。
Androidは個人ユーザーの1台目としてのニーズを満たすものだ。Windows Phoneは2台持ちでいいから、ビジネス用途を満たすものとして投入する。KDDIはWindows Mobileをすでに1機種販売しているが、あまり売れていない。しかし、他キャリアが出している東芝製などは完成度が高く、消費者が購入してくれるスペック、デザインに仕上がっている。いい製品が出てきているので、導入を検討していきたい。
――他キャリアのように海外メーカー製を持ち込むのではなく、日本メーカー製が中心になるのか。
はじめは日本市場のユーザーに合わせた製品を作らなくてはいけないので、日本メーカーとやっていくことになる。スマートフォン市場はまだ形成されたばかりなので、ユーザーに自然に受け入れてもらうには、日本メーカーによる質感やデザイン、使い勝手のほうが望ましい。スマートフォン市場が本格的になってきたら、海外メーカー製のものも導入していければと思っている。
色々と考えているように見えますし、Androidに関してはうまくすればそれなりに乗り換えなどが期待できるんじゃないかなと思える気もします。
まぁ、言ったとおりの物が出来ればですが。
しかしながらWindowsMobileに関してはやはり失敗しそうな感じがしますねw
Windows Phoneは2台持ちでいいから、ビジネス用途を満たすものとして投入する。
この時点でもう駄目な気がしますw
これまで出して「あまり売れなかった」WindowsMobileだって、ビジネス用途で出して売れてないんじゃないですか?
なんか漠然と「ビジネス」とか言ってる間は売れませんよきっと。
2台もちを推進するのであれば2代目はかなり安い運用コストで無いと誰も持ちません。
そういう方向で売るのであれば2代目需要はいいと思うのですが、そうでないのであれば、WindowsMobile端末なんか出す必要ないですし、出してもどうせ売れないと思います。