あんちぇいん

気弱なおっさんがネットの匿名性を良いことに、言いたいことを言い書きたいことを書く そんなブログだったよね

妖怪人間ベム

子供の頃大好きだったアニメです。
人間になりたいと願う妖怪が、人間を守るために妖怪たちと戦うという話です。
陰鬱な感じの作品カラーとジャジーな効果音が相まって、なんとも救いのない感じの作品になっていて素敵です。
しかも最終回は守ってきていた人間たちに焼き討ちにあって生きているのか死んでいるのかわからない、というような悲惨な終わり方だったような。今思うとよくトラウマにならなかったなと。

最近CATVでリメイクされているのを見たのですが、作品のカラーがやたらと明るくなっていて軽い作品になっていますね。
3体の妖怪人間はやたらと人間くさいし、人間が妖怪の存在を認知していて警察組織などが対策をとっているため、なんというか妖怪のおどろおどろしさが感じられないお話になってしまっています。
淡々と妖怪を退治していた前作と違って今回は話が進むうちに巨大な陰謀も出てきてラスボスもいて、という明快なRPGっぽいお話になっているのも一般受けを狙った結果なんでしょうね。
最終回も一応ハッピーエンドだし。

妖怪人間は人間形態の時は指五本になっているし(前作は3本)、家も持ってるし、人間の友達もいるし。
しかし何より驚いたのがベラが美人扱いになっていること。
しかもあのムチは男からの贈り物らしい。
ベラって妖怪界の研ナオコですよ?
それだけは無理があると思うんですけど。