昔はじめてもんじゃ焼きを食べたときの話

モバチキ「なんなんですかこのドロドロの液体は」
友人A「いや、わからぬ」
友人B「どうやって食べるのか見当もつかないな、焦がせばいいのか」
モバチキ「もう一度店員の話をおさらいしつつ焼いてみようか」
友人A「たしかまずよく混ぜる」
友人B「で、キャベツでまず土手を作る」
モバチキ「怪鳥のような雄たけびを上げつつ」
友人A「土手の中に汁を半分入れる」
友人B「そして混ぜる」
モバチキ「切なさに身もだえしながら」
友人A「もう一度土手をつくり」
友人B「その中に残りの汁を入れる」
モバチキ「こんなのよく明け方の駅前に落ちてるよな、などと思いつつ」
友人A「混ぜてあとは放置」
友人B「放置」
・・・・
モバチキ「そろそろいけるかな？」
友人A「うん、いけそうね」
友人B「どうやって食うんだ？」
モバチキ「裏返すのか」
友人A「ちょっと後ろの人のをそれとなく盗み見てみよう」
友人B「ちっさいコテになすりつけて食ってるわ」
モバチキ「やってみるか？」
友人A「すんませんビールおかわり」
友人B「どれどれ・・・」
・・・・
モバチキ「あーくったくった」
友人A「しかしナントカなるもんやね」
友人B「さすがに3人もいればね」
モバチキ「三人寄ればもんじゃの知恵というやつか」