あんちぇいん

気弱なおっさんがネットの匿名性を良いことに、言いたいことを言い書きたいことを書く そんなブログだったよね

拳児


最近藤原芳秀の再評価週間で、イージスの盾やジーザスなどを読み漁っていたのですが、今回は今まで地味だと感じていて避けていた拳児を読んでみました。
1巻2巻あたりは「え?これがあの藤原芳秀?」というような絵ですが、3巻目ぐらいから絵柄が今のものに固まりつつあるようで、安心して読めます。
内容としては主人公が八極拳の修行をしつつ、中国で行方不明になったお爺さんを探しに行くという物でなかなか面白かったです。
話の中に「活歩」という歩法が出てきますが、これは相手との間合いを一気に詰める八極拳歩法で、これとよく似たことが出来る知人が中学生の頃にいました。
彼が特に八極拳をやっていると聞いたことも無いので、よく似たことが出来ると言うだけの話なのでしょうが、気が付くといきなり側に立っているので気味悪いと嫌われていました。
なんでも一気に、というのは良くないと言うことなのかもしれないです。

などという事を思い出しながら楽しく読めた漫画でした。