カンフーハッスル

見ました。
主要な登場人物はほとんど少林サッカーの役者で、今度はカンフーアクションをさらにグレードアップ！！という感じの映画です。
うーん、正直前の方がよかったなぁ・・・今度のは単純に倍々ゲームみたいな感じで、強いのが出てきたらさらにもっと強いの、それを倒すために更に強いの、と後期ドラゴンボールみたいな感じで強さのインフレの繰り返し映画で、ストーリー性とかそういうものは皆無です。
アクションもなんというか、マトリックスに明らかに影響を受けた「ありえねー」的な映像が多くて、そういうのを中国武術に求めてないんだよなぁ、というのが感想です。

監督（主人公の人らしい）は、もう少し少林サッカーがどうして受けたのか考えた方が良いのではないでしょうかね。
少なくとも私は「少林拳」が見たくてあの映画を見たわけではないです。
少林の東洋神秘的なパワーとサッカーの組み合わせでのあり得ない必殺シュートってのがツボ的に面白くて見たんですよね。実写版キャプツバって感じで。

普通のクンフーを扱った映画なら、昔のジャッキーチェンの映画の方が面白いです。